保存会の歴史 入 会 方 法 優 勝 大 会 公 演 案 内 歌詞 ・ 踊り
リ ン ク 集 演 芸 申 込 会   報 安来節グッズ ホームへ戻る


 銭(ぜに)太鼓は、民俗芸能楽器の一種で、銭の触れ合う音を利用し、リズム楽器として踊りの伴奏に使用したものである。形状を大別すると、タンバリン型のものと竹筒型のものに分けられ、安来節の余技に演じられるのは後者に属する。この銭太鼓は一尺余りの竹をくり抜き、両端に穴のあいた銭をそれぞれ十文字になるように取りつけたもので、良く乾燥した竹ほど音がよく、煤竹は最高である。

この楽器は出雲地方の民俗的名物として、あらゆる伴奏に用いられてきたもので、その歴史はかなり古い。現在、越後、九州あるいは中国山地の奥地に残る銭太鼓も、出雲地方から流れたものだという説もある。

 安来節の伴奏として銭太鼓は明治に入ってから時おり見られるものであったが、明治の末期、安来節の正調伴奏が三味線と鼓に限定されたため、以来正式な安来節の場所には用いられなかった。

 安来節の余技として日の目を見たのは、戦後の解放的ムードによる衆望で、この地方独特の野趣に満ちた、手振り調子は、どじょうすくいと共に人気の的であり安来節とは離れられない関係となっている。